HTMLファイルをアップロードしてWebサイトとして公開するイメージ

HTMLファイルを無料で公開する方法を比較(GitHub Pages・Netlify・Cloudflare Pages)

自分で作ったHTMLファイルや、AIに作ってもらったホームページ。パソコンの中で開くと表示されるのに、ほかの人に見せるにはどうすればいいのか分からない——という声をよく聞きます。HTMLをインターネットに公開するには、ファイルを置いておく場所(ホスティングサービス)が必要です。この記事では、無料で使える代表的なサービスであるGitHub Pages・Netlify・Cloudflare Pagesと、私たちが運営するすぐサイトを比べながら、それぞれの公開手順と、目的に合った選び方を解説します。

1. HTMLを公開するのに必要なもの

パソコンでHTMLファイルをダブルクリックすると、ブラウザに表示されます。ただしこのとき見ているのは自分のパソコンの中のファイルで、アドレス欄も file:// から始まります。ほかの人がこのページを見ることはできません。

ほかの人に見てもらうには、次の3つが必要です。

  • ファイルを置く場所(ホスティング): 24時間インターネットにつながったサーバーです。ここにHTMLや画像をアップロードします。
  • URL: 「https://〜」で始まる、ページの住所です。サービスが用意したURLか、自分で取得した独自ドメインを使います。
  • SSL(https): 通信を暗号化する仕組みです。今はほとんどのブラウザが、https でないページに警告を出します。この記事で紹介するサービスは、どれも標準で https に対応しています。

HTML・CSS・JavaScript・画像だけでできたサイトは「静的サイト」と呼ばれ、サーバー側でプログラムを動かす必要がありません。そのため、無料や低価格で公開できるサービスがたくさんあります。

2. 主なサービスの比較表

2026年11月時点の各サービスの公開情報をもとにまとめています。料金や上限は変わることがあるので、使い始める前に各サービスの公式サイトで確認してください。

サービス料金最初に付くURL独自ドメインパスワード保護管理画面
GitHub Pages無料ユーザー名.github.io使える(DNSの設定が必要)なし英語
Netlify無料プランありランダムな名前.netlify.app使える(DNSの設定が必要)有料プラン英語
Cloudflare Pages無料プランありプロジェクト名.pages.dev使える(DNSの設定が必要。ルートドメインはネームサーバーの変更も必要)別サービスの設定が必要日本語あり
すぐサイト初回30日間無料
以降月額220円
好きな名前.mysugusite.com使える(DNSの設定が必要)標準機能(ファイル・フォルダごと)日本語

GitHub Pagesは無料プランだと公開リポジトリが前提で、ネットショップなど商用目的の無料ホスティングとしての利用は認められていません。Netlifyの無料プランは毎月のクレジットの範囲で使う仕組みです。Cloudflareは新しく作るサイトに Workers を勧めていますが、コマンドラインツールを使う開発者向けの方法です。

最初に付くURLに注意

どのサービスでも、登録するとすぐに使えるURLが付きます。ただし GitHub Pages の github.io、Netlify の netlify.app、Cloudflare Pages の pages.dev は、いずれも開発者向けサービスのドメインで、URLを見ただけで「開発者が試しに置いたページ」のような印象を与えることがあります。

独自ドメインを使う条件

独自ドメインは、どのサービスでもドメイン業者(お名前.comなど)で取得したうえで、ドメインのDNS設定にレコードを追加して使います。必要な設定はサービスによって違います。

サービスルートドメイン
(example.com)
サブドメイン
(www.example.com)
https
GitHub PagesAレコード4本(GitHub指定のIPアドレス)CNAMEレコード1本「Enforce HTTPS」を有効にする(使えるまで最大24時間)
NetlifyAレコード1本、またはDNSをNetlifyに移すCNAMEレコード1本自動(外部のDNSでは追加の確認が要ることがある)
Cloudflare PagesドメインをCloudflareに追加し、ネームサーバーをCloudflareに変更するCNAMEレコード1本(先にPagesの画面でドメインを追加)自動
すぐサイトAレコード2本+所有権確認のTXTレコード1本CNAMEレコード1本自動

Cloudflare Pagesでルートドメインを使う場合のネームサーバーの変更は、メールなど同じドメインで使っているほかのサービスの設定も移す必要があり、慣れていないと手間がかかります。それ以外は、どのサービスも今お使いのDNS設定にレコードを追加するだけで使えます。

3. GitHub Pagesで公開する手順

GitHub Pagesは、プログラムのソースコードを管理する米国のサービス「GitHub」に付いている公開機能です。プログラミングの学習や、作品・ポートフォリオの公開によく使われています。

  1. GitHubのアカウントを作り、新しいリポジトリ(公開=Public)を作成します。
  2. リポジトリの画面で「Add file」→「Upload files」を選び、index.html や画像をアップロードして保存(Commit)します。
  3. 「Settings」→「Pages」で、公開するブランチ(例: main)とフォルダ(/root)を選んで保存します。
  4. 数分待つと、https://ユーザー名.github.io/リポジトリ名/ で公開されます。
無料プランでは、リポジトリの中身(HTMLのソース)も誰でも見られる状態になります。また、GitHub Pagesはネットショップや商用目的の無料ホスティングとして使うことが認められていません。お店や会社のサイトに使う場合は、規約を確認してください。

4. Netlifyで公開する手順

Netlifyは、Webサイトの公開に特化した米国のサービスです。「Netlify Drop」という、フォルダをドラッグ&ドロップするだけで公開できる入口があり、とにかく早く公開したいときに便利です。

  1. ブラウザで Netlify Drop のページを開きます。
  2. index.html が入ったフォルダを、画面にドラッグ&ドロップします。
  3. https://ランダムな名前.netlify.app のURLで公開されます。
  4. 続けて使う場合は、アカウントを作ってサイトを自分のものとして登録します。

パスワード保護は有料プランの機能です。無料プランは毎月300クレジットの範囲で使える仕組みです。ページや画像の転送量(1GBあたり20クレジット)や、サイトを更新して公開し直すたび(1回15クレジット)にクレジットを使い、使い切るとその月はすべてのサイトが「Site not available」と表示されて見られなくなります。

5. Cloudflare Pagesで公開する手順

Cloudflare Pagesは、CDN(世界中のサーバーからコンテンツを届ける仕組み)で知られる米国の会社、Cloudflareのサービスです。表示が速く、アクセスが多いサイトでも安心して使えます。

  1. Cloudflareのアカウントを作り、管理画面の「Workers & Pages」から新しいPagesのプロジェクトを作成します。
  2. アップロード(Direct Upload)を選び、プロジェクト名を決めて、HTMLが入ったフォルダをアップロードします。
  3. https://プロジェクト名.pages.dev で公開されます。

なお、Cloudflareは新しく作るサイトには Pages より Workers を勧めています。ただし Workers でHTMLを公開するには、コマンドラインツールの Wrangler を使うか、GitHubと連携する必要があり、どちらかといえば開発者向けの方法です。ブラウザの操作だけで公開したい場合は、ここで紹介した Pages のアップロードが手軽です。

画面の表記は変わることがあるので、見つからない場合は公式ドキュメントを確認してください。パスワードで閲覧を制限するには、Cloudflare Access という別のサービスの設定が必要です。

6. すぐサイトで公開する手順

すぐサイトは、HTMLファイルをアップロードして公開する、日本のホスティングサービスです。

  1. メールアドレスで新規登録します(初回30日間は無料)。
  2. サイトのURL(サブドメイン)を決めます。例えば yoursite と入力すると、https://yoursite.mysugusite.com になります。
  3. ファイル管理の画面に、HTMLや画像をドラッグ&ドロップします。フォルダごとアップロードすることもできます。
  4. アップロードした時点で公開されます。

公開範囲は、ファイルやフォルダごとに「公開」「パスワード保護(Basic認証)」「非公開」から選べます。

7. 目的別の選び方

  • プログラミングの学習や作品の公開で、GitHubを使い慣れている → GitHub Pages。無料で、ソースコードと一緒に管理できます。
  • とにかく今すぐ、一度だけ人に見せたい → Netlify Drop。フォルダを置くだけで公開できます。
  • アクセスが多いサイトや、すでにCloudflareを使っている → Cloudflare Pages。速さと配信の強さが魅力です。
  • お店や仕事のサイト、パスワードで限定公開したい、日本語の画面で迷わず使いたい → すぐサイト。月額220円で、困ったときは日本語で問い合わせできます。

無料のサービスは、使い方を調べながら自分で進められる方にはとても便利です。一方で、管理画面が英語だったり、商用利用に制限があったりします。

8. セキュリティについて

この記事で紹介したサービスは、どれもサーバーの管理をサービス側が行い、HTML・CSS・JavaScript・画像だけの静的サイトを配信します。サーバーのOSやソフトの更新、脆弱性への対応を自分で行う必要はありません。サーバー側でプログラムを動かさないので、WordPressなどで問題になりやすいプラグインの脆弱性や、データベースへの攻撃の心配も基本的にありません。

そのため、静的サイトの公開で起こりうるセキュリティの問題は、おもに次の2つです。

  • サービス自体の事故: サービスの障害や不正アクセスなど、利用者側では防げないものです。運営元や実績を確認してサービスを選びましょう。
  • 自身で作成したHTMLやJavaScript: 配布元の分からないプログラムや、中身を確かめていないコードを組み込むと、訪問者に害のある動きをすることがあります。AIに作ってもらったHTMLも、ほかのサイトからJavaScriptを読み込んでいないかなど、公開前に中身を確認しておくと安心です。

このほか、次の点にも気を付けてください。

  • アカウントを守る: アカウントを乗っ取られると、サイトを書き換えられてしまいます。使い回していないパスワードを設定し、使えるサービスでは二段階認証も有効にしましょう。
  • パスワード保護は「見られないようにする」ためのもの: パスワード保護(Basic認証)は、試作ページを関係者だけに見せるといった用途には十分ですが、個人情報や機密情報を置く場所ではありません。そうした情報はHTMLに書かないでください。
  • 使わなくなった独自ドメインの設定は消す: サイトを削除したあとも独自ドメインのDNSレコードがサービスを指したままだと、第三者にそのドメインになりすまして公開されるおそれがあります。サイトをやめるときは、DNSの設定も一緒に削除しましょう。

9. 公開する前のチェックリスト

どのサービスを使う場合でも、公開する前に次の点を確認しておくと、「アップロードしたのに表示されない」を防げます。

  • トップページのファイル名は index.html: URLだけを開いたときに表示されるのは、多くのサービスで index.html です。
  • 画像やCSSへのリンクは相対パスで: C:\Users\... のような、自分のパソコンの場所を指すパスは公開後に表示されません。images/photo.jpg のように書きます。
  • ファイル名の大文字・小文字をそろえる: Photo.JPG と photo.jpg は、公開先のサーバーでは別のファイルとして扱われます。ファイル名は半角英数字にしておくと安心です。
  • 見られて困る情報を書かない: HTMLのソースは誰でも見られます。パスワードや個人情報を書かないでください。
  • スマホでも確認する: 公開したURLをスマホで開き、文字が小さすぎないか、はみ出していないかを確認しましょう。

10. すぐサイトについて

最後に、この記事を書いている私たちのサービス、すぐサイトの特長をまとめます。

  • 最初に付くURLをそのまま使える: URLは https://好きな名前.mysugusite.com です。アカウント名などに縛られず、サイトごとに好きな名前(ほかの人が使っていないもの)を付けられるので、お店や会社の名前をそのままURLにできます。開発者向けサービスのドメインではないので、名刺やチラシ、お店の案内にそのまま載せても違和感がありません。独自ドメインを取らずに始められます(独自ドメインを使うこともできます)。
  • 日本語で迷わず使える: 管理画面もお問い合わせも日本語です。英語の画面やコマンドの操作は必要ありません。
  • パスワード保護が標準機能: ファイルやフォルダごとに「公開」「パスワード保護」「非公開」を選べます。お客様に確認してもらう試作ページだけ限定公開する、といった使い方ができます。
  • AIに作成から公開まで任せられる: AI連携(MCP)に対応しています。Claude・ChatGPT などのAIに「ホームページを作って公開して」と話しかけるだけで、HTMLの作成からアップロード、公開設定、あとからの修正まで会話で進められます。接続方法はAI連携(MCP)の使い方で紹介しています。
  • お店や仕事のサイトにそのまま使える: 月額220円(税込)で、商用のサイトにも利用できます。初回30日間は無料です。

詳しくはHTMLをアップロードして公開する方法のページをご覧ください。

すぐサイトを無料で始めよう

30日間の無料トライアルで、HTMLをアップロードしてすぐに公開!

無料で新規登録